どうも、こんにちは。おぐらこっぺです!
自閉症&中等度知的障害と診断された我が家の息子くんが、「同じ質問を何度も繰り返す」という行動をとることがあります。
これが私に対しては結構な頻度で起こっていて困っていたので、思い切って療育の先生に聞いてみたのでそれをまとめてみます。
( ^ω^ ) ちょっと真面目なお話になる…kamone
「同じ質問を何度も繰り返す」という息子くんのちょっと困った行動。
よく起こるのが、お出掛けの前。
「今日は○○に行くよ」という風に毎朝その日の予定を息子くんに話すのですが、その時に起こることが多いです。
( ^ω^ ) 不思議なことに私に対してずっと質問してくる
息子くんはお出掛けが大好きで、今日はお出掛けするということがわかるとテンションが爆上がり+「誰と行くのか?」という点が気になってしまいます。
ここで、
「ママも行く?」
「パパは運転?」
「お姉ちゃんは?」
「僕は行かない?」
こういった内容を繰り返し繰り返し繰り返し質問してきます。
このモードに入ると、どんなに向き合って答えたとしてもずっとずっと聞いてきます。
( ^∀^) 壊れかけのradio
そして最後には、私の忍耐力が切れてイライラしてしまうのDA☆
( ´∀`) 怒りヴォルケーノ
息子くんのこの様子をお世話になっている療育の先生に相談してみたところ、目からウロコなアドバイスをいただきました。
まず、こういう何度も同じ質問を繰り返すパティーンの行動は、
- 興味や関心があって「知りたい!」という欲求が強く、その欲求を満たしたい。
- 自分の問いかけに対し相手が答えを返してくれることが単純に楽しくて、やりとりや反応を楽しんでいる。
という2つの理由が多いそう。
この話は前にもどこかで聞いたことがあったので、何となくやりとりを楽しんで質問を繰り返しているのかな?と思っていたのですが、先生曰く「知りたい情報を得ることで安心したい」という気持ちからくる行動のように見えるとのこと。
( ;∀;) 息子くん、勘違いしていてごめんなさい
そして先生が付け加えて教えてくれたこと。
自閉症の子に多いのですが、耳で聞いたことは一度頭に入ってもすぐに流れてしまいやすいので、また同じことを聞いてしまうんです。だから本人にとっては、ずっと「知りたい」という気持ちが出てくる。なので写真や絵を使って可視化することで、流れ出てしまった情報を思い出すきっかけを作ってあげる、という方法がいいと思います。
「聞いたそばから忘れてしまう」
そんな漫画やアニメの設定のようなことが、息子くんの頭の中で起きているだなんて思いもしなかった。
息子くんの頭の中で、本人の意思に反して得たい情報が流れていってしまうということが日常的に起きているのだとしたら、今までどれだけ不安な思いをしてきたのだろうと、胸が痛くなりました。
m(_ _)m そこまで考えが及ばずイライラして怒ったり無視してしまったりすることがあって、本当に申し訳ない…
そしてもうひとつ。
聞いたそばから忘れてしまうけれど、その情報に関連のある事柄が目に入ってきた時に流れてしまった情報がポンっと戻ってきやすくなります。それくらい目からの情報というのは強い。だから情報を引き出しやすくするために、写真や絵を使って目からの情報と一緒に耳からの情報を伝えることで、思い出すためのきっかけを作っているんですよ。
なるほど。
もう、なるほど以外の言葉が見つからない。
( ´∀`) 見つからねー
この言葉、療育に通っている方にとっては馴染みのある言葉ではないかな?と思います。
私自身は、医師の診断を受けるあたりからだいぶ耳にしている言葉です。
( ^ω^ ) 馴染みがなかったらごめんね
自閉症&知的障害をもつうちの息子くんに何かを伝える時、写真や絵を使って可視化する理由は「耳からの情報を得るのが苦手だから」という風に聞いていました。
私はこの言葉を、「言葉を聞き取るのが苦手」という風に受け止めていました。
( ^ω^ ) イメージ的には、話かけられているのにそれが聞こえていない…みたいな
そのため、最近息子くんが歌を聞き取って歌詞を見なくても歌えていたので、「耳からの情報を得るのが苦手と言われたけど、だいぶ鍛えられているな〜」と思っていました。
でも、「耳からの情報を得るのが苦手」というのは、そういう表面的な部分だけではなかった。
家でももっと「可視化」に力を入れてみれば、もう少し息子くんとのコミュニケーションもとりやすくなって、息子くんも過ごしやすくなるのではないかなと思います。
幸い息子くんと一緒に療育に通っていてそこで可視化カードをいろいろと見ているので、まずはそれを真似して作ってみようと思います!
( ^ω^ ) 試行錯誤だ
我が家の息子くんが同じ質問を何度も何度も繰り返し、私のメンタルを削ってしまうという事象が頻発。
中でも特にお出掛け前のメンバー確認、交通手段の確認はヤヴァイ…
療育の先生に相談したところ、どうやら息子くんは聞いたそばから情報が流れていってしまっていて、欲しい情報が得られた!という感じがしていないのではないかということがわかった。
これを解決するため、「可視化」に取り組むことに!!
例えば今回のお出かけ前のメンバー確認や交通手段の確認については、家族の写真を印刷してホワイトボードに貼れるようにマグネットにしてみたり、車の運転席に座っている私やパパの写真を撮って、今日の運転手を伝えてみたり…?
うまくいくかわかりませんが、ひとまずこういう方法でやってみようと思います。
( ^∀^) 何か進捗があれば、またブログで報告したいと思います!