【書籍レビュー】発達が気になる子のライフスキルトレーニング

Hello!おぐらこっぺです。

今回は、私がこれまでに読んだ発達に関する書籍の中から、

イラストでわかる 発達が気になる子のライフスキルトレーニング (平岩幹男 著)

というものを勝手にレビューさせていただきます!

( ^ω^ ) 勝手にすみません

なぜこの本なのか?

この本を購入したキッカケは、息子くんが自閉症&中等度知的障害と診断される前で、市の個別相談を受けた時に担当の先生がオススメしてくれたことです。

この個別相談で地域の療育センターでの診察をすすめられたのですが、「療育センターの診察は順番待ち状態で結構待ち時間があります…」とのこと。

「発達支援に携わる人が発達が気になる子にどう接しているかがわかりやすく書かれていて、イラストも多くて読みやすい本です。診察待ちで落ち着かないこともあると思うので、興味があったら読んでみてください。」と、紹介してもらいました。

当時の私は、不安とショックとどうしたらいいのかわからない途方に暮れた感に押しつぶされそうで、とりあえず何も考えずに即購入しました。

( ´∀`) 個別相談が終わってその足で買ったヨ

「読みやすい、わかりやすい」がこの本のGOODポイント

この本を最初に読んだ時の率直な感想は、「読みやすい、わかりやすい」でした。

1つの課題につき、見開き1ページでまとめられています。

イラストが多く、そのページの課題に対するポイントがまとめられているので、大事なことがパッと目に入ってきやすい。

文章量もそれほど多くないです。

( ^∀^) 大事なことがパッとわかるのはPたかし

読書の時間をまとめて作ることができなくても、読めるのがありがたい。

コーヒーを飲む間、子供が何かに集中している5分、寝る前のちょっとの時間…etc

こういう隙間時間で気分がノッテいる時なら、サクサクと読めると思います☆

内容はこんな感じ(ざっくりとまとめ)

本の内容は、コミュニケーション編と行動編の2つに大きく分けられています。

コミュニケーション編では、まだ発語のない赤ちゃん〜小学校に入学して集団生活を送る幼児までを対象とした、約30個程の様々な課題がまとめられています。

行動編では、日常生活を送るうえで大切なこと、集団生活で大切なことを中心にまとめられています。

だが、息子くんには合わなかった…

一通りこの本を読んだ後、私はなんだかモヤモヤとしていました。

その理由としては、次の2つ。

  • 何から手をつけていいのかわからなかった。
  • 幼稚園〜小学校低学年くらいの子供向けの課題が多く、息子くんの年齢(当時3歳)には合わないものが多かった。

この本に書かれている課題の内容は息子くんにも当てはまるものが多かったのですが、何故かどうもできる気がしない。

もっとストレートに言うと、「これができるレベルにすら達していない」という感覚。

だからどれから手をつけたらいいのかわからないし、課題に取り組んでみてもレスポンスもく、むしろ相手にもされていないような感じ。

結局私の気力が保たずやめてしまいました。

( ;∀;) うえーん

どうしてこうなったのかな?というのを考えてみたのですが、一番自分の中で納得できた理由は、

息子くんが「自閉症(発達障害)+知的障害」ということ。

( ´∀`) 本当のところはわからないけどね

まとめ

イラストでわかる 発達が気になる子のライフスキルトレーニング (平岩幹男 著)は、

発達障害の子供への関わり方が、読みやすく、わかりやすくまとめられていて、隙間時間にでも読めるような本です。

行動編とコミュニケーション編の2つにわかれており、課題の量も豊富で、発達が気になるお子さんへの関わり方を知るための書籍としてはとても参考になると思います。

ただ、うちの息子くんのように発達障害だけでなく知的障害も併せ持っているような場合には、知識を得るという点では参考になるけれど、実践できるかというと「うーん…?」ということもありそうです。

( ^∀^) 興味があれば、読んでみてね!